そもそも節分とは、季節の分かれ目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」の事をいいます。
これらの季節の節目には「邪気」が入ってきやすいとされ、
見えない悪いものを鬼に見立てて豆を撒き、厄払いをするようになったのが節分の始まりです。
なぜ鬼なのか、それは「おに」という日本語が
目に見えない気、主に邪気の事をさす「陰(おん)」に由来すると言われているからです。
なぜ強そうな鬼を「炒った大豆」で退治するのか?
大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、お米に次いで神事に用いられてきました。
大豆はお米よりも粒が大きくぶつけた時の音も大きいので、
悪霊を払うのに最適であることや、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じます。
また、炒った豆を使用する理由としても「豆を炒る」=「魔目を射る」で「魔滅」に通じます。
駄洒落かとも思いましたが、妙に納得です。
調べてみると、諸説あったり恵方巻や柊鰯についても色々と由来がありました。
節分も奥が深いですね。
節分まであと少し。
もう少し詳しく調べて、もっともっと節分を楽しみたいと思います!
皆さんも良い節分をお過ごしください!